久々の音楽ネタ。
曽我部恵一BANDのアルバム、その名も「曽我部恵一BAND」に軽い衝撃を受けたので、それについて。
これまで、曽我部恵一BAND(通称ソカバン)と言うと自分の中で、学生時代の軽音楽部を昇華したようなイメージでした。
なんというか、純度の高くて音の少ないLive感の溢れる音を奏でるバンド、みたいな。
うまく言えないですが、ざっくり言うと楽しい感じだったんですね。(ざっくりし過ぎかw)
凝った演出があるわけではなく、いい意味で学園祭の雰囲気を感じさせてくれる、みたいな。
サニーデイサービスとも、曽我部さんソロともまた違った空気で、個人的にはソカバンが一番好みでした。
そんなわけで、今回のアルバムも非常に期待していたわけです。
三年間試行錯誤を繰り返して出来たアルバム、と聞いていたので。
しかも、4月4日にリリースなのに、3月頭の時点でまだ完成していないと曽我部さんが言っていたので、
結構ファンとしてもハラハラさせられました。。
曽我部さんのことだから(?)、もしかしたら延期にするのでは??みたいな(笑)
なんか曽我部さんって、そうゆう緊張感みたいなものを感じるんですよね。
笑ってるけど、目は笑ってない、みたいな。そこがまた良かったりするのですが。
まぁ個人的な心情は置いておいて、アルバムの方はしっかりと発売日にリリースされました。
初めて聞いたときの感想は…
なんか今までのソカバンと雰囲気が違うな。
よく分かんないけど、すげー引き込まれる感じがする。
おぉ…
これはきっとすげーアルバムな気がする。
というもの。
ひっさびさに撃ちぬかれた気がしました。
期待をいい意味で裏切られました。
想像の上を行かれたというのはあのことかも。
いろんなジャンルの曲があるけど、アルバムとしてすごく収まりがいい。
「曽我部恵一BAND」というアルバム名にも至極納得、という感じでした。
リリースから二週間弱たった今も、その印象は変わらなくて、むしろ魅力は増してます。
4月8日に、川口でのライブに行ったのですが、これもまた最高でした。
言葉にするのが惜しいくらい。
どの曲が良かったかというと、色々あるのですが…とにかく聴けばわかる!という感じです(笑)
サニーデイと曽我部さんソロとソカバンのイイトコどりをしたようなアルバムです。
うん、ホントに。
ジャケットもこの通り、クールです。
これ↑をポチって購入しようとしてくださったそこのあなた!
ちょっと待ってください。
曽我部さんのレーベルの Rose Records もしくは ライブ会場で買うと、なんと弾き語りバージョン付きの2枚組となってます。
なので、そちらで買ったほうがずっといいです!(別に Rose Records の回し者じゃありません笑)
※生産分売り切れ次第終了らしいです。
とにかくたくさんの人に聞いてほしいなぁ、と純粋に感じたアルバムです。
でもあんまり人気出過ぎてライブのチケット取りづらくなってもあれなので、この辺で…(笑)。
最後に曽我部さんがライブのMCで言っていた言葉を。
「最近は、昔みたいに名盤って言われるようなものってない感じがするよね?
でも自分には、昔ガツンとやられた名盤と呼ばれるようなアルバムがあって、
そうゆうアルバムになればいいなぁと思いながら、このアルバムを作りました。」
…曽我部さん、自分にとっては既に「曽我部恵一BAND」は名盤です。
おしまい。
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