2011年9月15日木曜日

bind : ログ設定

前のポストで、インストールまでは終了したので、次は早速設定…と行きたいところだけど、
ちょっと我慢してログの設定を先にやる。

DNSサーバって役割によってログの吐き方とかも違いそうだしね、ということで。


bind の持つログの機能は下記の通り。

・サーバのイベントをログ(syslog、任意のファイル)に出力出来る。
・指定サイズでのログローテート。
・カテゴリ(category)毎にどの出力先(channel)に出力するかを制御可能。


カテゴリ(category)は結構多い。下記とかを参照してください。
http://linux.kororo.jp/cont/server/bind_log.php


出力先(channel)は下記の通り。

・syslog
・任意のファイル
・標準エラー出力
・どこにも出力せずに破棄(/dev/null)。


具体的な書き方としては、下記のような感じ。

named.conf に追記 します。

channel を 定義して、category毎に channel を指定。

logging {
        channel daemon{
                file "/var/log/daemon.log" versions 10 size 1m;
                print-category yes;
                print-time yes;
        };

        channel query{
                file "/var/log/query.log" versions 10 size 20m;
                print-time yes;
        };

        category xfer-in { daemon; };
        category xfer-out { daemon; };
        category notify { daemon; };
        category config { daemon; };
        category security { daemon; };
        category update { null; };
        category default { daemon; };
        category queries { query; };
};


ふむふむ、とりあえず次は権威DNSサーバを設定するつもりだから、ゾーン転送とかも考慮して、

xfre-in および xfer-out ⇒ ゾーン転送関連

notify ⇒ 更新通知

config ⇒ 設定ファイルの処理

security ⇒ 要求の承認・拒否

update ⇒ 動的更新

default ⇒ 特定のチャンネルに属さない全カテゴリ

queries ⇒ 問い合わせログ

を出力するように設定。

ていうか、default があったらあんまり意味ないような、、、ま、まぁとりあえずね。。


ということで、ログ出力設定は以上~。



おしまい。

bindに関しては以下の書籍を参考にさせて頂きました。
結構詳しく載っていてオススメです。

  

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